ストレッチは効果なし!?肩が痛くて腕が上がらないときの原因と治療法

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From:原田達矢

肩が痛くなると痛いのもつらいですが、悪化してくると腕が上がらなくなって、いよいよ日常動作にも支障が出てきて大変ですよね。

肩がうずいて夜も眠れないという人もいるかもしれません。

もしかしたら、整形外科や整骨院でリハビリやマッサージを続けていても、一向に治る気配が見えずにつらい思いをしているのではないでしょうか。

しかし、野球や格闘技のようなスポーツ、仕事などで直接肩の関節を傷めていないかぎり、肩の痛みの原因が肩にあることの方が珍しいです。

肩に異常はないのに、肩のリハビリやマッサージを続けていても、良くなることはありませんよね。

そこで、「なぜ、肩が痛くなり、腕が上がらなくなるのか?」という原因と解消法について解説していきますので、参考にしてみて下さい。

肩が痛くて腕が上がらないのと、首にはどんな関係がある?

肩を怪我したわけでもないのに、腕が上がらないのは、首に問題がある場合がほとんどです。

腕を引き上げて肩の関節を動かしているのは、おもに三角筋、上腕二頭筋、烏口腕筋、棘上筋などの筋肉の働きによるものです。

でも、その筋肉に「腕を上げろ!」と命令しているのは脳で、脳からの命令を筋肉に伝えているのは神経です。

脳,脳神経

すこし解剖学的な話をすると、神経は脳から伸びてきたあと、首を通って肩や腕に向かっていきます。

なので、首に問題があるとそこで神経が障害されて炎症を起こし、痛みを感じるとともに神経の伝達が悪くなります。

たとえ肩の関節や筋肉に異常がなくても、神経がきちんと脳からの命令を伝えなければ筋肉は動きませんから、腕が上がりにくくなります。

ただし、腱板損傷が疑われるときはすぐに整形外科へ

ただの五十肩だと思っていたら腱板損傷だった…ということもあるので、このようなときはすぐに整形外科で診てもらってリハビリを始めましょう。

肩の関節を支えている組織に、「腱板けんばん」という組織があります。

思い当たるような原因はなくても、仕事などで重いものを持つことが多かったりすると、繰り返し肩に負担をかけてしまって、知らない間に腱板を損傷していることがあります。

腱板を損傷すると、自分の腕を支えられなくなるので、腕を上げることができなくなりますし、夜も肩がうずいて眠れなくなることが多いです。

肩の痛み

しかも腱板損傷の症状は五十肩と似ているのですが、腱板損傷は五十肩とは違って時間がたっても治らないし、むしろ重症化するので注意が必要です。

五十肩はひどくなると肩関節が固まってほとんど動かせないのに対して、腱板損傷の場合は自力で腕を上げることはできないのですが、もう片方の手で痛い方の腕を支えながらだと上がるのが特徴です。

スポーツ選手でもないと、意外と病院でも見落とされることがあるので、このような特徴が見られたら大きめの病院でMRIを撮ってもらうようにしてください。

しかし、MRI検査などで肩に異常が見られなければ、首に問題があると考えて間違いはないでしょう。

肩を動かすための神経は首から出ている

腕を持ち上げて、肩の関節を動かしているのは筋肉ですが、その筋肉に「腕を上げろ!」と指令を伝えているのは神経です。

それが首から出ている腕神経叢という神経の束なのですが、そのなかでも腋窩神経、筋皮神経、肩甲上神経という神経が、おもに肩を動かして腕を上げる筋肉を支配しています。

腕神経叢の位置

腕神経叢は脳から首まで下りてきたあと、「椎間孔」という穴を通って骨の外に出て、肩や腕に伸びていくのですが、骨が歪んでしまうとこの穴を通る時に、神経が圧迫を受けるようになってしまいます。

そうすると神経伝達が悪くなり、「腕を上げろ!」という命令が筋肉まで100%届かなくなります。

腕が上がりにくい人は首のねじれを調べましょう

神経を通すための椎間孔は、上下の骨の切れ込みが重なって一つの空洞を形成しています。

しかし骨が歪んでしまうと、上下の骨の噛み合わせにズレが生じてきれいな空洞を維持できなくなり、椎間孔が潰れて狭くなります。

そうすると、神経が骨のすき間から出てくるときに、歪んだ骨に巻き込まれて圧迫を受けるようになります。

捻じれた首のレントゲン

このレントゲンのように首が捻れてしまうと、神経も一緒に巻き込んでしまいますから、神経の信号がうまく伝わらなくなり、肩関節の正常な運動が妨げられるようになります。

また首が捻れると必然的にその上に乗っている顔も捻じれますので、このような人は鏡を見たときに顔の歪みを自覚することもあるでしょう。

筋肉が引っ張られて肩甲骨の動きが制限される

首が歪むと神経が圧迫されるだけではなく、首から肩甲骨に付いている筋肉も歪んだ骨に一緒に引っ張られます。

肩甲骨の痛み

肩甲骨は肋骨の上に筋肉で固定されているのですが、筋肉が引っ張られて緊張が強くなると柔軟性がなくなり、動きが制限されるようになります。

肩甲骨は腕の骨をはめ込んで、腕の動きをサポートする土台のような役割もしていますから、肩甲骨の動きが悪くなるとよけいに腕が上がりにくくなります。

肩甲骨

しかも、このような人は首から肩甲骨に掛けての筋肉の緊張がいつも強いため、腕が上がりにくいだけでなく、首筋から背中・肩甲骨周辺の痛みも強いはずです。

寝違えることが多くなる

首が歪むと神経や筋肉に異常が出るだけでなく、単純に関節の噛合せも悪くなります。

首に負担のかけるようなこと、疲れるようなことをすると、首の関節に炎症を起こしやすくなりますから、頻繁に寝違えを繰り返す傾向にあります。

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首に炎症が起きると関節にロックがかかって可動性が制限されますから、頻繁に寝違えを繰り返す人は、骨が歪んでいる可能性が高いでしょう。

肩に原因があるとは限らない

肩が痛いからといって、肩に原因があるとは限りませんし、もし首で神経を噛んでいたら、いくら肩や腕の治療をしたとしても意味はありませんよね。

肩の痛みに関しては、転けて肩をぶつけた、手をついた、スポーツで怪我をしたとかでもない限り、肩自体に原因があることはほとんどありません。

肩周辺の症状は、だいたい首の骨の配列に問題が生じている場合が多いですから、その歪みを取り除いてしまいましょう。

首の捻じれ,改善

そうすれば関節の噛合せも元に戻り、神経細胞の炎症が治まって痛みが引いていきます。神経の炎症が治まれば、神経伝達も回復しますから、肩や腕の動きも元に戻るでしょう。

骨の位置が元に戻れば、歪んだ骨に引っ張られていた筋肉の緊張も和らぎますから、首筋から肩甲骨にかけての痛みも解消されます。

ストレッチは逆効果になるので止めましょう

肩の痛みがひどくなり、腕が動きにくくなると、ストレッチをして肩関節の可動性を付けようとする人が多いかもしれません。

たしかに、ストレッチは関節の可動性を広げて、筋肉に柔軟性をつけるための運動ですから、一時的には腕が動きやすくなるでしょう。

でも、首で神経を噛んでいたら肩の可動性をつけても意味がありませんし、どこがどう歪んでいるかも確認せずに首をストレッチしてしまったら、歪みがひどくなるだけで逆効果です。

首と肩のストレッチ

それに肩だけならまだしも、首のストレッチは頚椎ヘルニアを誘発する動作です。

むやみに首のストレッチをしてしまうと、ヘルニアになって手がしびれてくるかもしれませんから、止めておいた方が良いでしょう。

まとめ

これは肩に限らずなのですが、痛いからと言って痛いところに原因があるとは限りません。

とくに、肩や腕の痛みに関しては分かりやすく怪我をして傷めた以外は、ほとんど首の問題から来ていることが多いです。

あとは「首の骨のどこにどのような歪みがあるか?」によって、症状の出方や強さが変わるだけです。

僕自身も「なんでも首のせいやな…」と思うこともありますが、本当にだいたいの事は突き詰めていくと首のせいです。

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当院では症状の原因となっている骨格の歪みに対して、レントゲンを使って科学的に分析をしながら矯正をおこなっていきます。

そうすることで根源の問題を突き止めて取り除くことができるので、その場しのぎではなく根本からの改善が可能になります。

さらに症状の原因が明確になることで、「自分の症状はどうすれば治るんだろうか…」という悩みが一気に解消し、自分の体に対する将来の不安もなくなります。

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