耳鳴りが止まらない理由と病院で検査をしても異常がないときの二つの原因

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From:原田達矢

耳鳴りが止まらなくて病院で検査をしても、異常が見つからないことは多いです。

いろいろ検査をしても、結局原因が見つからなくて、『ストレスが〜』とか『軽いメニエールですかね〜』とか言われて。

でも、本当のメニエール病は厳格な診断基準もありますし、厚生労働省が特定疾患にも指定している難病です。

なので、本当にメニエール病だったら、早期に治療が必要な疾患なので、『軽いメニエール』なんていい加減な診断は本来あり得ません。

原因が分からないので、適当に何かそれらしい病名を言っているだけだと思います(笑)

それに、ストレスが原因とか言われても、ストレスがない人間の方が少ないでしょう。

そこでこの記事では、内耳や大脳に異常がない場合、考えられる耳鳴りの原因が二つあるので、それをご紹介していきます。

まずは人間が音を感知するメカニズムについて簡単に

耳の奥の内耳にある、『蝸牛』という器官があるんですが、これが鼓膜で拾った音を脳に伝える役割をしています。

蝸牛の中はリンパ液という液体で満たされていて、鼓膜からの空気の振動が、蝸牛の中に伝わる仕組みになっています。

そうすると、蝸牛の中のリンパ液が空気の振動を感知するので、次にその振動を電気信号に変えて中枢神経に伝えると、大脳にある聴覚野で「音」として認識するようになっています。

かなりざっくりですが、だいたいこんな感じです。

ちなみに、メニエール病はこの蝸牛自体の問題で、「リンパ水腫」といって、なんらかの原因でリンパ液が過剰に溜まり過ぎて、蝸牛の感覚細胞を障害した状態です。

あとは大脳に問題があっても、耳鳴りがすることがありますが、それは置いておくとして、、、

脳や内耳、蝸牛に問題がない場合の耳鳴りは、次のようなことが原因で起こります。

脳や内耳に異常がなくても、貧血が原因で耳鳴りは起こる

貧血気味の人は、耳鳴りを感じやすいです。というか、脳や内耳に問題がない場合は、ほとんどこれが原因だと言ってもいいぐらいでしょう。

というのも、細胞の中のミトコンドリアは、酸素を消費しながらエネルギー変換を行っています。

それなのに貧血になると、酸素を運搬する能力が低下して、細胞に十分な酸素を供給できなくなってしまいます。そうすると、エネルギー変換の効率が落ちるので、内耳の感覚細胞の機能にも問題が生じ、耳鳴りを感じるようになります。

ミトコンドリア

もちろん、貧血による細胞の機能低下は内耳だけで起こるわけではないので、耳鳴りはあくまでも貧血の一つの症状に過ぎません。

この場合、他にも頭痛、肩こり、疲れやすい、冷え性、などなど貧血の諸症状を併発していることが多いですかね。

あとは、貧血が原因の耳鳴りの特徴としては、頭が割れるみたいにガンガン耳鳴りがする、というよりは微かな音が耳の奥で鳴っているような不快感を訴えることが多いです。

「キーン」「ジージー」など、人によって表現は違いますが、仕事中や用事をしているときは気にならないけど、一人になって周りの音が静かになると、耳鳴りが聞こえてきて気になる。というような感じ。

え?貧血と言われたことはないって!?

いやー、検査をしてみないことには確実なことは言えませんが、たぶんあなたも貧血だと思いますよ。

なぜかというと、健康診断や人間ドッグでは見つけることが出来ない、『潜在性貧血』というのがあるからです。

この潜在性貧血は、ヘモグロビンや血清鉄の数値だけ見ていても分からないので、会社の健康診断や人間ドッグでは見つけることが出来ずにすり抜けてしまいます。

検査表,血液検査

でもうちでは栄養療法を行うために、60項目以上の詳しい血液検査を依頼して、血中の栄養状態を解析しています。(ちなみに、そこそこ詳しい人間ドッグでも、15項目ぐらいしか検査項目がないです)

そうすると女性の場合は程度の差こそあれ、ほぼこの『潜在性貧血』に当てはまっています。

まあ、一番確実なのは実際に検査をしてみることです。

でもあなたが閉経前の女性で、耳鳴りがあって、肩こり、冷え性、疲れやすい、などの症状がある場合は、かなりの確率で貧血が疑わしいと思います。

しかも潜在性の貧血って、めまい、ふらつき、といった典型的な貧血の自覚症状が出ないことの方が多いので、自分でも自覚がないことが多いんですよね。

でも、検査をしてみたら、ガッツリと貧血やっていう、、、

ちなみに、ストレスを感じると耳鳴りが強くなる傾向にあるのも、ストレスが掛かると体を守るために使う栄養の量が増えるので、栄養素が不足して貧血が亢進しやすい、って言うだけの話です。

貧血が原因の耳鳴りを解消する方法

当たり前ですけど、まずは貧血を改善することです。

ただし、貧血は単純に鉄剤を飲めば回復するっていうものでもないです。

というのも、鉄っていうのは、それ単体で体内で活用されるわけではないので、他にも補助的な栄養素がいくつか必要です。

病院の鉄剤や、市販のサプリメントで貧血が改善しないのも、鉄だけを摂取しているからです。

鉄だけ摂取しても血中の血清鉄の数値が上がるだけで、人間の体で活用できる形で肝臓に貯蔵されないので、鉄剤を飲むのを止めるとまた数値が下がってしまいます。

人間が体内で使う鉄は、まずは肝臓に貯蔵されてから、必要な場所へと運ばれていきます。

鉄を人間の体で活用できる形で肝臓に貯蔵していくためには、鉄分の他に、タンパク質、ビタミンなどの補助が必要です。なので、鉄と一緒にタンパク質やビタミンの摂取も行うようにしましょう。

それと、食事だけで貧血を改善させるだけの、鉄、タンパク質、ビタミンを摂取することは、実質不可能に近いので、品質の良いサプリメントを選んで補給するのが合理的です。

もう一つは、頚椎(首の骨)が歪んでいても耳鳴りは起こる

脳や内耳に異常がない場合の耳鳴りの原因として、もう一つ考えられるのは『頚椎(首の骨)の歪み』です。

これは解剖学的に考えてもらうと分かりやすいのですが、背骨の中には自律神経系を含む中枢神経系が収まっています。とくに首は脳に近い位置にあるので、たくさんの自律神経が集まってきています。

それなのに、首が歪んでしまうと、中の自律神経も一緒に歪んでしまって、物理的な刺激が自律神経に加えられるようになります。

その結果、自律神経が緊張した状態になって、機能に障害が出てきてしまいます。

首が歪むと内耳神経に影響が出る

首と頭の付け根にある延髄の中には、蝸牛からの信号を脳に伝える内耳神経というものがあります。

脳幹,延髄

ですので、ここに歪みが生じると延髄の中にある内耳神経にも変調をきたし、その症状の一つとして耳鳴りが出てくることがあります。

ちなみに、蝸牛と三半規管は隣同士に位置しているので、首の骨が歪んでいる人は、「めまい」も同時に起こすことがあります。

首が歪むと、内耳への血流が悪くなる

さらに首が歪んでしまうと、首の中にある椎骨動脈という血管も一緒に歪んでしまいます。

この血管は心臓から首の中を通っていて、脳へ血液を供給するためのメインの血管です。

なので、この血管の血流が悪くなってしまうと、脳や内耳へ十分な量の血液を送れなくなってしまいます。

椎骨動脈

そうすると、上で書いた蝸牛に十分な栄養と酸素を運べなくなるので、内耳の細胞が酸素不足を起こして、これでも耳鳴りが起こりやすい環境ができてしまいます。

首の歪みが原因の耳鳴りを解消する方法

骨格の歪みに関しては、正しい手順で矯正治療をする以外に、元に戻す方法はありません。

ですので、きちんと信用できるところを探して、歪んでいる首の骨を矯正してもらってください。

上部頚椎,歪み,矯正

そうすれば、延髄に加わっていた物理的な刺激が解除されるので、それとともに内耳の機能も回復していきます。

まとめ

『じつは耳鳴りもするんですけど…』みたいな感じで、うちでも耳鳴りを訴える方は比較的多いです。さすがに、耳鼻科ではないのでそれがメインで来られる方はいませんが。

脳や内耳に原因がある耳鳴りは深刻な場合が多いので、むしろそこに異常が見つからないのであれば、ひとまずは安心だと思います。

そんな場合はこの記事で書いたように、めちゃくちゃ詳しく血液検査をしたら貧血が見つかるか、レントゲンを撮って確認してみたら首が歪んでいることが多いです。

実際には、貧血の上に首が歪んでいる、っていうことが多いんですが、、、

とはいえ、薬を飲んでいても何の解決にもならないので、きちんと根本の原因を突き止めて取り除くようにしましょう。

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当院では症状の原因となっている骨格の歪みに対して、レントゲンを使って科学的に分析をしながら矯正をおこなっていきます。

そうすることで根源の問題を突き止めて取り除くことができるので、その場しのぎではなく根本からの改善が可能になります。

さらに症状の原因が明確になることで、「自分の症状はどうすれば治るんだろうか…」という悩みが一気に解消し、自分の体に対する将来の不安もなくなります。

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