寝違えて朝起きると急に首が回らないときの対処法

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From:原田達矢

朝起きたときに、急に首が固まって動かなくなると、ちょっと焦りませんか?

うちのクライアントでも、ときどき「寝違えたかもしれん…」と言って、急に首が動かなくなった人が来られますし。

とはいえ、都合よく休みの日に首が痛くなるとも限らないでしょうから、痛くても仕事を休めないことの方が多いかもしれません。

首が痛くなって回らなくなる原因も、突き詰めていけば首の歪みなのですが、そんなことよりも「とりあえず」痛みを引かせて、首が動くようにすることも時には必要でしょう。

そこでこの記事では、首が痛くて動かなくなったときに、自宅で出来るその場しのぎの対症療法をご紹介しておきます。

原因は首の関節と神経の炎症

寝違えたように首が固まって、回らなくなる表面的な原因はこの二つです。

人の首は椎骨というブロック状の骨が7個積み重なってできていて、その継ぎ目のひとつずつが関節になっています。この首の関節がそれぞれ動くことで、人は首を左右に回したり、上下を向いたり出来るようになっています。

頚椎,神経

さらにそれぞれの関節の側にある「椎間孔」という穴から、脳から出て首の中を通り、腕や手にいく神経が出てきています。

簡単に言うと、首はこのような構造になっています。

急に首が動かなくなるのは、首に炎症が起きて関節を構成する靭帯などの組織の柔軟性がなくなり、関節がロッキングを起こすことが原因です。

そして炎症がひどい場合、神経にも炎症が拡がりますから、首だけではなく腕にも痛みや違和感が出てきます。

「なぜ炎症が起きるか?」については、炎症は怪我や病気以外では、機械刺激(物理的な刺激)によって起こるのが一番多い原因です。

たとえば、仕事で長時間デスクワークをする、腕をよく使う、重い物をたくさん持つ、などの動作でも首には繰り返し機械刺激が加わっています。

これらの動作を繰り返すことによって、首には繰り返しの刺激が加わりますから、知らないうちに炎症が起こって動かすと首に痛みを感じるようになります。

ですので、本人の自覚があるかには関係なく、デスクワークの人や、よく手を使ったり重い物を持つ人は、首の関節に負担をかけやすく痛めやすいとも言えます。

急に首が回らなくなったときの対処法

次に対処法についてですが、痛いときは「冷やす(アイシング)」以外の選択肢はありません。

もし、あなたがこれを読んでいる季節が冬で、朝は水道の水が凍っていて、外は雪が降っていても関係ありません。痛いときはつべこべ言わずに首を冷やしましょう。

疲労を抜きたいときは別ですが、痛みが出ているうちは、基本的に関節や神経に炎症が起こっていることが原因です。

肩こりは温めると悪化する!慢性の肩こりでも冷やすべき生理学に基づいた根拠という記事に、冷やす理由やアイシングの方法についても詳しく書いていますが、炎症が起きているのに温めると、炎症が拡がって治るのが遅くなります。

間違っても、絶対に温めないように気をつけましょう。

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温めているとその瞬間は血流が良くなって、首が動きやすくなったような気がするかもしれませんが、確実に炎症が悪化するので、時間が経つと余計に痛みが強くなり、治るまでの時間も余分に掛かります。

そもそも朝起きたときに首に激痛が走るのも、首や肩が痛いからといって、前の晩にお風呂で炎症が起きている関節を温めてしまって、寝ている間に状態が悪化してるだけ。ということが多いですしね。

冷やす(アイシング)ときは冷シップではなくて氷水で

冷やしてくださいと言うと、「シップ貼っといたら良いですか?」という人が多いのですが、シップはスースーする成分が入っているだけで、冷却効果自体はほとんどありません。

冷やすときはビニール袋に氷と水を入れて氷水を作り、その袋にタオルかなにかを巻いてから、患部に当てて冷やすようにしましょう。

時間はだいたい1回につき15分ぐらい。それを一日に1回だけではなく、首を動かした後や休憩時間、お風呂上がりなど、痛みが出ている間は日に何度も繰り返してください。

ただし冷シップがまったく役に立たないかというとそうではなくて、シップは冷却効果がない代わりに、ほとんどの製品に消炎鎮痛剤が入っています。

ですので、アイシングが終わってから患部にシップを貼ると、相乗効果で炎症は治癒しやすくなります。

製品にもよると思いますが、シップの効果が持続する時間は3~5時間ぐらいなので、アイシングが終わったらシップを貼り替える、アイシングが終わったらシップを貼り替える、というような使い方が効果的です。

首が痛い間はお風呂に浸かるのも控えましょう

冷やさないといけないので、お風呂で湯船に浸かるのも控える必要があります。シャワーだけで済ませるなど、傷めている患部をお湯で温めないように注意しましょう。

どうしてもお湯に浸かりたい場合は半身浴にするなど、炎症を起こしている首の関節を温めないように工夫してください。

早く炎症を抑えないと、骨が変形する

ぶっちゃけ、少々治るのが遅くなるぐらいのことなら、べつにどうということはありません。本人はつらいでしょうけど。

僕が冷やせ、冷やせ、と言うのは、早く炎症を抑えてあげないと、骨の変形が始まるからです。

炎症はマクロファージと呼ばれる白血球の一種が、炎症で死んだ細胞を捕食して消化することで治癒に向かいます。

ですが、いつまでも炎症が長引いていると、マクロファージが骨の関節面まで侵食してしまい、骨の変形が進んでしまいます。

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30%の人が手遅れ!?『頚椎症』の本当の原因と治療法とは?という記事に書いているのですが、そうなるともっと別の問題も出てきますし、変形して形が変わってしまった骨を元に戻す方法はありません。

骨の変形を未然に防ぐためにも、多少冷たいのは我慢して、早く炎症を抑えることを第一に考えましょう。その方が結果的にも、首の痛みが早く良くなります。

評判の良い整骨院で治療を受けるのも有効

慢性の肩こりや首の痛みだと、整骨院に掛かっても健康保険を使うことができませんが、このケースのような急性の寝違えの場合は保険適応の範囲内です。

知り合いに評判を聞いてみるなど、腕のいい整骨院を選んで治療を受けるのも有効です。

もし身近に相談する人がいない、整骨院がたくさんありすぎて分からない、という場合は以下のことに注意をして選んでください。

  • むやみにボキボキと矯正をしない
  • 患部を温めない
  • ぐいぐいと強く首周辺を揉まない

これらのことをしてしまうと、首の痛みが確実に悪化するので、最低限これぐらいの知識は持っている先生を探しましょう。

整骨院や整体で受ける矯正治療は危険!骨が歪んでる?それは本当?根拠は??という記事に書いているとおり、骨の歪みはレントゲンを撮ってみないと正確なことが分かりません。

レントゲンも撮らずに「首が歪んでいる」と言われてむやみに矯正を受けると、炎症している首の関節に捻挫を起こし、間違いなく悪化します。絶対に避けましょう。

あとは温めたり、ぐりぐり強いマッサージを受けても炎症が拡がるので、首の痛みは悪化します。

これらのことも踏まえて、適切に処置をしてくれる信用できる整骨院があるならば、そこで治療をしてもらうのは有効な手段です。

まとめ

朝起きて急に首が回らなくなったといっても、基本、首の関節や神経に炎症を起こしているだけです。

処置を間違えて温めたり、マッサージをしなかったら、2~3日もあれば痛みは引いていくはずなので、それほど焦る必要はありません。

この記事に書いてあることを試してもらえば、次の日には痛みも和らいで、首も回るようになっているはずです。

とはいえ、ここに書いてあることは、あくまでも首が回らないのに仕事を休めないときのための、その場しのぎの対症療法です。

とりあえず痛みを和らげているだけで、根本的な原因が改善されているわけではありません。

いつも慢性的に首や肩が痛んでいたり、この記事に書いてあることを試しても痛みが引かないようでしたら、表面的な症状だけに対処せずに、根源の原因を突き止めて、それを取り除くようにしましょう。

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当院では症状の原因となっている骨格の歪みに対して、レントゲンを使って科学的に分析をしながら矯正をおこなっていきます。

そうすることで根源の問題を突き止めて取り除くことができるので、その場しのぎではなく根本からの改善が可能になります。

さらに症状の原因が明確になることで、「自分の症状はどうすれば治るんだろうか…」という悩みが一気に解消し、自分の体に対する将来の不安もなくなります。

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