腰が抜けるように痛むのはなぜ?腰に力が入らない時の原因と対策

うつむき

腰に力が入らなくなって、腰が抜けるように痛んだ経験ってないですか?

経験した人は分かると思うんですけど、癖になってなかなかスッキリ治りませんよね?

それって言うのはもっと体の構造的な問題があって、「整体やマッサージではその問題を取り除けていない」っていうのがその理由です。

なので腰痛は、癖になるというよりは、そもそも治っていないという方がより正確ですね。

ということでこの記事では、腰に力が入らなかったり、腰が抜けるように痛む時の原因と対処法を、実際の症例データなんかを交えて、できるだけ分かりやすくご紹介していきます。

腰に力が入らなくなるのは何で?

まずは『なんで腰に力が入らなくなるのか?』ですよね。

腰に力が入らなくなったり、抜けるような痛みがある時に、まず疑うのは『骨盤』『背骨のカーブ』です。

骨盤の役割

骨盤の役割はいろいろあるんですけど、構造的な話になった時に一番重要なのは、『上半身の重みを支える』ということです。

腰椎,筋肉

人間の体重ってほとんどの重さが上半身に偏っていて、全体重の6~7割ぐらいが上半身の重みだと言われています。

骨盤はその上半身の重みを土台のように受け止めて、バランスよく支えてくれています。

そのバランスが崩れると…

ということなので、そのバランスが崩れてしまうと、上手く骨盤で上半身の重みを支えられなくなり、骨盤の仙腸関節ってところに炎症が起きてしまいます。

腰痛

炎症が起きてしまうと関節が腫れてくるので、体重を掛けると痛むようになり、腰に体重を掛けられなくなります。

これがざっくりとした、腰に力が入らない時のメカニズム。

腰に体重を掛けられないので、腰に力を掛けたくても掛からない、、、っていう感じですね。

背骨のカーブ

次に見るのが背骨のカーブです。

人の背骨は正面から見たときはまっすぐなのですが、横から見た時はなだらかにカーブしています。

脊柱,背骨

このカーブが何のためにあるかって言うと、歩いたり、走ったりした時の腰に掛かる衝撃を吸収してくれる『クッションの役割』です。

それともう一つあって、立ち上がったり、腰を屈めたりする際の体重移動をスムーズに行ってくれる、『バランサーの役割』をしてくれます。

背骨のカーブちゃんとあります?

このカーブが崩れると、うまくバランサーが作動しなくなって、立ち上がったり、しゃがんだりする時に体重移動がスムーズに行かなくなって、体勢を変えるたびに腰が抜けそうになります。

ギックリ腰,腰痛

で、ひどくなってくると、腰のクッションも効かなくなってきて、ちょっと走ったり、歩いたりしているだけで、腰が抜けそうになります、、、

自宅で出来る対処法は?

こんな時の自宅で出来る簡単な対処法は、『アイシング(冷やす)』『安静』です。

アイシング

さっきも言ったみたいに、腰が抜けそうになったり、力が入らなくなったりするのは、骨盤のところで「炎症」が起きている状態なので、『冷やす』のが正解です。

炎症

温めると確かに循環は良くなって、楽になるような気はしますが、炎症が起きている所を温めると、炎症反応が亢進してさらに広がってしまいます。

なので、きつい痛みが出だしてから、最低二日間ぐらいは冷やすようにして、お風呂もあまり浸からないようにしたほうが、回復が早くなります。

安静

まあ腰が痛いのに動き回る人はいてないと思いますが、腰に炎症が起きているので、痛む時は基本的に『安静』です。

とはいっても、現実問題として仕事があったりするので、なかなか安静と言われても難しいと思います。

なのでそんな時は、腰痛ベルトとか、コルセットを巻いておくと、腰が固定されるのでいくらかは楽だと思います。

ただ、あんまりずっと付けっぱなしにしていると、腰回りの筋力が落ちてくるので、痛みが一段落したら外すように気をつけておいてください。

急性期の痛みが治まったら運動を開始

腰に痛みが出はじめた時に、きちんとアイシングと安静をおこなっていれば、2~3日ぐらいで急性期の激痛は収まるはずです。

急性期の痛みが治まれば、多少痛みが残っていたとしても、歩いたりして運動するほうが、その後の回復が早くなります。

これは動かすことで腰の血流が良くなり、関節の柔軟性も出てくるためです。

マッサージは腰痛の悪化につながるので避ける

で、腰が痛い時にマッサージを受けたりする人が多いと思うんですけど、マッサージは単なる気休めにしかならないです。

というか、気休めになるんやったらまだ良いですが、むしろ腰痛が慢性化して悪化する可能性のほうが高いです。

LP素材

というのも、マッサージをして筋肉を揉みほぐせば、確かに腰が軽くなったような気がすると思います。

ただ、いくら筋肉を緩めたところで、体の構造的な問題が解決するわけではありません。

なので、腰に負担をかけるようなことをすると、すぐにまた骨盤に炎症が起こって、腰に力が入らなくなったり、抜けるような痛みが出てくるようになります。

これではそもそも治っていないので、すぐにまた再発してしまいます。

構造的な問題を解消する

腰に力が入らなかったり、腰が抜けるように痛む場合は、そもそもの原因である体の構造的な問題を解決しないと、いつまで経ってもグズグズと腰が痛みます。

骨盤の歪み

骨盤が歪んでしまうと、上半身の重みを左右均等に支えることができなくなってしまいます。

LP素材2

すると、本来は左右均等に50対50で掛かっていたバランスが崩れて、60対40とか70対30のように片側に負荷が集中してしまいます。

そうすると、負荷が掛かっている方の骨盤の関節に炎症が起きやすくなって、腰に力が入らなくなるわけですね。

背骨のカーブが消失

次に腰のカーブが消失すると、バランサーが機能しなくなって、クッションが効かなくなります。

腰椎

このカーブが状況に応じて、曲がったりしながら、腰にかかる負担を分散してくれています。

なので、このカーブが無くなるっていうのは、クッションがへたって体勢を変えるときや動かした時に、衝撃や負担を分散できなくなっている状態です。

クッションの薄い底の硬い靴で走ったりしたら、足がしんどいですよね?

ちょうどそんな感じをイメージしてもらったら、分かりやすいかも知れません。

骨盤の傾きを矯正して、崩れたバランスを元に戻す

『腰に力が入らない』とか『腰が抜けるように痛む』というのは、骨盤や背骨のカーブが崩れてしまっている兆候です。

そんなときは、この骨格構造の問題を元に戻してあげるようにしましょう。

骨盤プレポス

すると骨盤でしっかりと上半身の重みを支えられるようになり、クッションも元に戻ってくるので、腰に炎症が起こらなくなってきます。

結果的に、『腰に力が入らない』とか『腰が抜けるように痛む』ということはなくなってきます。

まとめ

腰に力が入らなくなったり、抜けるように痛む時の原因は、、、

  • 骨格が歪んでしまって構造的に破綻している

自宅で出来る対処法は、、、

  • 『アイシング(冷やす)』と『安静』

というところですね。

まあ間違えても腰が痛い時に、温めたりなんかしないように気をつけてください。