めまい

めまいは検査をしても原因がはっきりしないことも多いですよね。

ぐるぐる目が回る、ふわふわするなど症状はさまざまですが、薬を飲んで横になり、症状が治まるのを待つしかないことも少なくはありません。

しかし、脳や内耳に問題のないめまいには、骨格の歪みが影響していることもありますので、詳しく解説をしていきます。

めまいの原因

めまいは三半規管の問題によって起こる、比較的、良性のものが多くを占めるのですが、なかには脳梗塞や脳出血による命に関わるものもあります。

めまいのほかに激しい頭痛、ろれつが回らない、手足がしびれるなどの症状が現れた場合は、すぐに病院を受診するようにしましょう。

ただし、脳や内耳に問題がなければ、骨格の歪みが影響していることが考えられます。

骨格が歪むとめまいを感じるしくみ

骨格が歪んでめまいを感じるようになるのは、人が体の傾きを認識するしくみに関係があります。

体の傾きを認識するのは、耳のいちばん奥にある内耳という器官の働きで、内耳を構成する前庭と三半規管で感知しています。

前庭のなかには耳石、三半規管のなかにはリンパ液というものが入っており、体を傾けるとその傾きに合わせて、耳の中の耳石やリンパ液も移動します。

その移動を神経が感じ取って脳に伝えることで、いま体が平衡なのか傾いているのかを認識しています。

一例をあげると、車や船などの乗り物酔いも、不規則な揺れが内耳に加わることで、脳が混乱して起こる自律神経の反応です。

頚椎が歪むと内耳の高さが変わる

頚椎が歪んでめまいが起こるのは、頭が傾くことで左右の内耳の高さが変わるからです。

人間は直立二足歩行ですから、首の上に頭を乗せた状態で生活をしています。

そこで頚椎に歪みが生じると、頭をまっすぐ首の上に乗せておけなくなり傾いてしまうのです。

めまいのレントゲン

平衡感覚をつかさどる内耳は頭の中にありますから、頭が傾くとともに内耳も傾いてしまい、左右の内耳の高さに差異が生まれてしまいます。

言ってみれば、骨格の歪みによって体は平衡なのに内耳だけが傾いてしまい、前庭や三半規管はその傾きを感知してしまっている状態です。

実際に傾いていて、その傾きを感知してめまいが起きている訳ですから、検査をしても異常が見つからないのも当然と言えるでしょう。

頚椎の歪みを矯正して内耳の高さをそろえる

このようなめまいは、頚椎の歪みを矯正することで改善が可能です。

めまい治療後のレントゲン

頚椎の歪みを矯正すれば、その上に頭がまっすぐ乗るようになり、結果的に左右の内耳の高さもそろいます。

そうすれば、前庭や三半規管がよけいな傾きを感知することもなくなるので、めまいも改善していきます。

まとめ

骨格は体を支えるだけでなく、脳や脊髄の保護もおこなっているので、歪むことでさまざまな症状の原因となります。

とくに慢性的に頭痛がしたり、いつも首や肩が痛い人は、頚椎が歪んでいる可能性が高いので、一度レントゲンを撮って確認するようにしましょう。