緊張型頭痛が治らないのは体質?慢性頭痛の原因を薬に頼らず治療する方法

緊張型頭痛,アイキャッチ

From:原田達矢

日本の頭痛人口は多く、三人に一人が頭痛を患っているとも言われています。

なかには「頭痛は一生付き合っていくしかない…」と、諦めてしまっている人もいるかもしれません。

しかし慢性の頭痛に関しては、体質や遺伝の問題ではなく明確な原因が存在しますから、その原因さえ取り除いてしまえば再発を防ぐことができます。

そこでこの記事では、慢性頭痛のなかでもいちばん多い、緊張型頭痛の原因と治し方について解説します。

緊張型頭痛とは

頭頂部から後頭部、さらには首の筋緊張によって生じる慢性頭痛で、ギューっと頭部を締め付けられるような痛みが特徴です。

命にかかわることのない頭痛のなかでは一番多く、頭痛患者の約半数が緊張型頭痛に悩まされているとも言われています。

また男女比は2:3と女性に多いのも特徴で、簡単にまとめると以下のようになります。

  1. 頭部を締め付けるような痛み、頭重感
  2. 痛みの強さは軽~中度で、日常動作で悪化しない
  3. 偏頭痛のように光・音過敏、悪心・嘔吐(吐き気)を伴うことがない
  4. 各種検査において器質性疾患が認められない
  5. 頭部から肩にかけての筋緊張がみられる

とはいえ、慢性頭痛はきれいに分類できるものではなくて、緊張型頭痛と偏頭痛を併発している場合もあります。

頭が痛くなりやすいのはどんな人?

緊張型頭痛は、頭を支える頭部から首と肩にかけての筋肉の過緊張がおもな原因です。

なので、日常的にその辺りに負担をかけている人は、筋肉が疲労しやすく硬くなりがちです。

  • 下を向いてのうつむき作業が多い人
  • デスクワークでモニターを見ている時間が長い人

このように、長時間同じ姿勢で仕事をしている人は、筋肉の柔軟性がなくなりやすいので、緊張型頭痛も起こりやすくなります。

というのも、筋肉は適度に動かしている方が良くて、体を動かしているといろんな筋肉が満遍なく動くので負担も分散されます。

肩を押さえる女性

ですが、ずっと同じ姿勢を維持するためには、同じ筋肉がずっと働いて体を静止させなくてはなりません。

そうなると、特定の筋肉に負担が集中しますから、負担が偏っている筋肉は柔軟性がなくなって過緊張を起こします。

緊張型頭痛はこれが頭部や首の筋肉で起きて、頭を締め付けるほど緊張がきつくなったものです。

緊張型頭痛を改善する方法

このタイプの頭痛は、筋肉の過緊張がおもな原因ですから、それを弛緩させる方向で考えるとよいでしょう。

そうすれば、頭を締め付けていた筋肉の緊張が和らいで、頭痛が緩和するはずです。

お風呂に入って筋肉を緩める

お風呂で入浴をして体を温めると、血行が促進されて循環が良くなり、硬く縮こまっていた筋肉も柔らかくなるでしょう。

入浴の際に気をつけるポイントは、頭が痛いからといって首まで湯船に浸かるのではなくて、半身浴で済ませることです。

半身浴は38~39度のぬるめのお湯に、みぞおちから下だけ浸かるようにしましょう。入浴時間も「30分以上浸かっていないといけない」というような決まりはありませんから、じんわりと汗をかくぐらいの時間で十分です。

入浴中の足

首は自律神経が集まっている場所ですから、不必要に温めてしまうと反射が起こり、あとで余計に筋肉が硬くなってしまいます。

よく、朝起きたときに肩が凝っていたりする人がいるのですが、あれは夜寝る前に体を温めすぎていることが多いです。

マッサージでこりをほぐす

硬くなった筋肉を揉みほぐしてみましょう。

リラックス効果もあるので良いと思います。

どうしても痛いときは薬を飲む

薬を飲んだからといって頭痛が治るわけではありませんが、発痛物質の合成を抑制してくれますから痛みは感じにくくなるでしょう。

頭が痛いからといって寝てばかりもいられないでしょうから、どうしても痛いときは薬に頼るのも有効な方法です。

運動して筋肉を動かす

緊張型頭痛に悩む人は、仕事などで同じ姿勢で固まっていることが多いです。

そうすると、どうしても運動不足になりがちなので、筋肉や関節の柔軟性が失われやすいです。

適度に運動をして、凝り固まった筋肉を動かしてあげましょう。

運動をする女性

おすすめの運動はウォーキングで、しっかりと腕を振って歩くことで、肩周りの筋肉が伸び縮みしますから、柔軟性も回復しやすいです。

また、ストレッチは首の状態が悪い人がおこなうと、骨の隙間が圧迫されたりしますから、ほかの症状を引き起こすことがあります。

お手軽なのですが、悪化のリスクやデメリットが大きいので、うちのクライアントにもおすすめはしていません。

頭痛の根本原因を取り除く

これまでご紹介してきた内容は、筋肉の緊張を和らげているだけで、根本原因までは取り除けていません。

疲れが溜まって筋肉が緊張してくると、頭痛もすぐに再発するでしょうから、根本原因を突き止めて改善するのが良いでしょう。

そのためにも、まずは根本原因を突き止める必要がありますから、これから緊張型頭痛のしくみを解剖学的な観点から、もう少し詳しく解説していきます。

なぜ頭が痛くなるほど筋肉が緊張するのか?

緊張型頭痛の問題は、筋肉が緊張して頭を締め付けることではなくて、「なぜ頭が痛くなるほど筋肉が緊張するのか?」です。

この根本的な問題を取り除かないかぎり、いつまでもその場しのぎの対症療法を繰り返すことになってしまいます。

そして、慢性的に頭痛が治らない理由は、たいてい首の骨の配列に問題があるからです。

頭が重くて自分では支えられなくなる

人間は二足歩行ですから、寝ているとき以外は、立っていても、座っていても、歩いていても、首の上に頭を乗せて支えながら生活しています。

しかも人間の頭は重たくて、成人の平均で約6kgの重さがあると言われていますから、首の上にずっとボウリングのボールを乗せて、生活しているのをイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。

このように、首には何もしていなくても大きな負担が掛っているのですが、この負担を分散するために首にはカーブがあります。

緊張型頭痛のレントゲン

このカーブは前を向いて円を描いているのが正常な状態で、これが適度にしなりながら、首にかかる重みを吸収してくれるクッションのような役割をしています。

しかし、すぐに首や肩が突っ張てきて頭が痛くなる人は、このカーブがなくなっていることが多いです。

カーブがなくなると首にかかる重みを吸収できなくなりますから、自分で自分の頭を支えることができなくなってしまいます。

首の痛み,肩こり,炎症

でも二足歩行をしているかぎり、自分の頭を支えないわけにはいきませんから、首の骨で支えきれない分を、周囲の筋肉でカバーしようとします。

その結果、首だけでは支えきれなくなった頭を固定するために、頭や首の筋肉がギュッと硬くなって、コルセットのように周囲から固めて支えようとします。

それでなんとか支えはするものの、頭や首の筋肉はつねに過緊張を強いられますから、疲労がピークに達すると頭を締め付けるような痛みが起こります。

姿勢が悪くなり首がつねに緊張する

カーブがなくなると、自分で自分の頭を支えられなくなるのですが、ほかにもいろいろと問題が生じます。

首のカーブは頭の重みを吸収する以外にも、頭を体の中心に置いてバランスを取るような働きもしています。

なので、カーブがなくなるとそれができなくなって、顔を前に突き出したような姿勢になり、頭の重心が前にずれてしまいます。

,頭の重心のレントゲン

そのままだと頭の重心がどんどん前に移動してしまうので、バランスを取って頭を後ろに引き戻すために、首の後ろの筋肉が働いて緊張しっぱなしになります。

とくに仕事がデスクワークの場合などは、一日中モニターを覗き込んで前傾姿勢なっている時間が長いので、より首の後ろの筋肉に負担がかかり疲労しやすくなります。

夕方になると頭の痛みが強くなる傾向にあるのも、一日中頭を支え続けた筋肉の疲労が限界に達するからです。

緊張型頭痛を治すには

緊張型頭痛の根本的な問題は、首の骨の配列が崩れてしまい、それをサポートするのに頭や首の筋肉に、よけいな負担がかかっていることです。

ですから、崩れた首の骨の配列を戻してしまえば、カーブが回復してクッションが蘇り、頭の重心も元に戻ります。

頚椎,首,プレポス

結果的に、筋肉にかかる負担が減るので、頭を締め付けるほどの筋緊張を起こすこともなくなるでしょう。

この根本的な問題を解消せずに、表面的な筋肉の緊張を緩めていたところで、原因を除去できていないのですから、すぐにまた筋肉が硬くなって頭が痛くなります。

まとめ

頭痛は命にかかわる病気の兆候なこともありますから、頭が痛くなったらまずは病院で診察を受けるべきです。

しかし、病院で異常が見つからないような頭痛の原因は、ほとんどが首の構造的な問題に起因しています。

慢性の緊張型頭痛にしても、体質や遺伝の問題ではありませんから、きちんと原因を突き止めて取り除くようにしましょう。

レポートの無料ダウンロードはこちら

  • 病院に行っても痛み止めかシップを出されるだけ…。
  • 整体や整骨院に行っても楽になるのはその時だけ…。
  • このまま一生治らなかったら困る…。

メルマガcta

こんなことを少しでも思ったことがあるあなたのために、当院ではその理由を公開した特別レポートを無料でプレゼントしています。

レポートを無料で受け取る

ご予約はこちらから

当院では症状の原因となっている骨格の歪みに対して、レントゲンを使って科学的に分析をしながら矯正をおこなっていきます。

そうすることで根源の問題を突き止めて取り除くことができるので、その場しのぎではなく根本からの改善が可能になります。

さらに症状の原因が明確になることで、「自分の症状はどうすれば治るんだろうか…」という悩みが一気に解消し、自分の体に対する将来の不安もなくなります。

最先端骨格矯正,治療風景

もしあなたが原因が分からないつらい症状でお困りでしたら一度ご相談ください。

詳細を確認する