肩こりを感じない人はおかしい。痛みを自覚しない方がよっぽど異常だという話

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From:原田達矢

世の中には、まったく自分の肩こりを自覚しない人がいます。

あなたもそんな人の話を聞いて、羨ましいと思ったことはないですか?

もちろん、「肩こり」という感覚が不快なものであるのは間違いないです。

でも機械でも、どこかが故障していたら、警告ランプがつきますよね。

これと同じで、肩こりに限らず「痛み」という感覚は、自分の体に何か問題が起きていることを知るために必要な、ある種の警告のサインなので、なくてはならない感覚でもあります。

これを感じないということは、痛覚が鈍ってきて、神経が麻痺しかけている状態なので、なかったら無いで非常にまずい状態です。

「痛み」という感覚は、あなたの体を守るためのものでもあるので、そのすべてが悪いわけではありません。

そこでこの記事では、あなたにとって必要な痛みと、早く取り除くべき有害な痛みについて解説していきます。

人はなぜ痛みを感じるのか?

肩こりもそうなのですが、「痛み」というのは、体の異常を脳に伝えるための信号です。

怪我や病気、疲労なども含めて、人が痛みを感じるような刺激を受けると、その細胞からブラジキニンという発痛物質が分泌されます。

それが神経の信号となり、脳へ伝わることで人は痛みを感じます。かなり端折ってますが、だいたいこんな感じです。

これのおかげで、どこかに問題が起きていることを、人は認識するようになっています。

たとえば、裸足で歩いていて釘を踏み抜いたとしましょう。普通なら、足に激痛が走って歩くどころではないはずです。

でも痛覚がなければ、釘を踏んだことにも気づかないかもしれません。そして、そのまま歩き続けていると、傷口が化膿してきて、最悪の場合、足を切断することになるでしょう。

まあ、これは極端な例ですが、このように「痛み」という感覚は、ある意味、自分の体を守るための防御反応でもあります。

では肩こりはなんのためにある?

人は二本足で立って生活をしているので、両手を自由に使える反面、他の動物とは違って背骨を地面に対して、垂直に立てた姿勢で生活をしています。

これはたくさんのメリットと引き換えに、非常に重たい頭蓋骨(成人の平均で6.35kgの重量があるといわれています)を、垂直に立てた不安定な背骨の一番上で、重力に逆らいながら支えないといけない、という大きなデメリットがあります。

首の痛み

人はこのボーリング玉ほどの重さがある頭を、体を横にして寝ている時間を除いて、立っていても、座っていても、歩いていても、走っていても支え続けないといけません。

毎日6時間睡眠を取っていたら、あとの18時間はずーっと首で頭を支え続けていることになります。

そんな状態で、仕事や家事をこなしていると、首にはさらに負担がかかりますから、首の関節や神経に炎症が起こります。この炎症反応のことを『肩こり』と呼ぶわけですね。

つまり肩こりというのは、「もうそろそろ頭を支えるのは疲れて来ました…」という、首からの警告のサインみたいなものです。

肩こりを自覚しないのは神経麻痺の前兆

肩こりというのは疲労のサインなので、これを感じないというのは、警告の信号を無視し続けた結果、神経が鈍くなり麻痺しかけている状態です。

神経が麻痺していくまでの過程は、

  1. だるさ
  2. 痛み・しびれ
  3. 麻痺

の順番で悪化していくので、痛いよりも何も感じない方が、状態としては悪いです。

神経系,神経細胞

分かりやすいので言えば、「肩こりを感じない」と言う人に突っ込んで話を聞いていくと、『昔は肩こりやったけど、今は治った』という人が多いです。

でもそれは、治ったんではなくて、放置してたから感覚が麻痺しているだけなんですよね(笑) 治っているどころか、悪化しているだけですね。

肩が凝ること自体は悪いことではない

こんな感じで、肩がこってくるのは体の疲労のサインなので、それ自体は悪いことではありません。

朝から晩までパソコンに向かってデスクワークをしていたら、誰だって疲れるでしょう。肩こりはその疲労の反応です。

明らかな原因があり、睡眠や休息を取って回復しているようなら、肩が凝ってくるのはそれほど心配をする必要はありません。

肩こりそのものよりも、痛みの出方が問題です

肩こりは体の疲労を教えてくれるものなので、疲れたときに肩が凝ってくるのは、人間が生きているかぎり自然なことです。

とはいえ、そんなかわいい肩こりではなくて、仕事や日常生活にも支障があるような、痛くてたまらないようなひどい肩こりもあるでしょう。

こんな場合は早く原因を取り除いて、根本的に改善する必要があります。

  • 寝ても覚めても痛みが引かない
  • 朝起きたらもう肩が凝っている
  • とくに思い当たる原因がない
  • 頭痛、手のしびれが出ることがある
  • マッサージをしても楽になるのはその時だけ

夕方になって、疲労感とともに肩が凝ってくるのなら問題はないのですが、これらは首や肩の神経が慢性的に炎症を起こしてしまって、発痛物質が止まらなくなっている状態です。

こうなると、体の異常を知らせるアラームが壊れてしまって、鳴り止まなくなった状態です。このような状態は警告の域を超えて、明らかに体の中で何か異常が起きていることのサインです。

この段階でマッサージや整体のような、その場しのぎの対症療法を行うのは、アラームだけ止めて原因を放置することになるので気を付けましょう。

たとえば朝起きるときでも、目覚ましのアラームだけを止めてもう一度寝てしまったら、次に気がついたときには大変なことになりますよね。

いや、これはちょっと違うか、、、

ガスが漏れてガス警報器が鳴っているのに、ガスを止めずに警報器だけ止めているようなものです。もしかしたら、家が火事になるかもしれないですよね。

まだこっちの方が近いかも。

まあ何にせよ、このように明らかに不自然なひどい肩こりが出ている場合は、体の中の異常を知らせるサインなので、根本的な原因を突き詰めて取り除く方がいいです。

これを通り過ぎると、神経が麻痺してきて、いずれ肩こりを感じなくなってしまうので。

まとめ

僕もよくクライアントにご説明するんですけど、そもそも「痛み」という感覚が、完全にゼロになることはないです。

だって、肩こりも含めて痛みという感覚は、人間の五感のうちの触覚に分類されるものです。五感の一つが欠落していたら、どう考えてもそっちの方がまずいでしょう。

肩こりに関しても、肩が凝るということよりも、「痛みの出方や強さ」の方が問題です。睡眠や休息をとって回復するようなら、多少肩が凝ったとしても、それは正常な反応です。

問題は特に原因もないのにずっと痛いとか、仕事や日常生活にも支障をきたすようなひどい肩こりです。

肩こりといっても程度問題なので、僕からしたら全く肩こりを自覚しない人の方が、話を聞いたときに嫌な予感がします。

だって、レントゲンを撮って骨格の状態を確認してみたら、神経が麻痺するぐらい状態が悪くなっている可能性があるので、、、

PS.「肩こりを感じるぐらいやったら麻痺してた方がいいんちゃうん?」と思ったあなたへ

肩こりを感じないと言っても、体の中で何も起きていない訳ではありません。

肩こりを感じない人は知らない間に、長い年月をかけて歪んだ骨が変形してしまって、癒合(くっつく)してしまうことがあります。

癒合サンプル

30%の人が手遅れ!?『頚椎症』の本当の原因と治療法とは?という記事にも書いたのですが、そうなると、今度は肩こりどころか激痛となって現れます。

ですが、そのときにはもう元に戻せなくなっていることもあります。くっついた骨をいくら矯正しても、動かないですからね。

現状、うちでも新規の人に10人来てもらったら、2〜3人は骨がくっついていて手遅れなので、治療をお断りしているような状態です。

こうなると、「原因はわかっているけど治す方法がない」という悲しいことになります。

肩こりはこんなことにならないための事前警告のサインなので、本人とっては不快な感覚でも、きちんと意味があるということですね。

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当院では症状の原因となっている骨格の歪みに対して、レントゲンを使って科学的に分析をしながら矯正をおこなっていきます。

そうすることで根源の問題を突き止めて取り除くことができるので、その場しのぎではなく根本からの改善が可能になります。

さらに症状の原因が明確になることで、「自分の症状はどうすれば治るんだろうか…」という悩みが一気に解消し、自分の体に対する将来の不安もなくなります。

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