なぜ自分に合う枕は見つからないのか?解剖学的な観点から解説する正しい枕の選び方

枕,選び方

From:原田達矢

そこの枕難民のあなた。こんばんは。

自分に合う枕を探して、夢遊病者のようにさまよっていませんか?

うちのクライアントでも、初診の時に話を聞くと『首が痛いけど、どんな枕が良いか分からん…』っていう人がいるんですよね。

それに『枕をしてる方が首が痛いから、枕なしで寝てる』っていう人も。

でも骨格の専門家としての意見を言わせてもらうと、解剖学的には枕はやっておいた方が良いです。

ということで、うちのクライアントにもお伝えしている、『こんな枕探して買ってきて!』っていうのがあるので、この記事ではその情報をあなたにも共有していきたいと思います。

枕ってなんで必要なん?

っていうのに答えると、人間が横になって寝た時に、重たいのは『頭』と『骨盤』なんですね。

枕はその頭を支えるためのものなので、枕がないと寝ている間に頭を支えられなくなります。

それに合わない枕をしていると、不自然な姿勢を強いられて、寝付きが悪くなったり、朝起きた時に首や肩が痛くなったりもしますし。

寝ている時の理想的な首の姿勢

人の首って横から見ると、こんな感じで顔の方を向いて骨がカーブしています。

頚椎側面サンプル

寝る時もこのカーブは必要なので、睡眠中にこのカーブが崩れていると、首の血行が悪くなったり、首の関節に負担がかかるようになります。

すると、朝起きたときに首とか肩が痛くなったりするわけですね。

それにこのカーブが崩れると、気道が狭められて呼吸が浅くなるので、眠りが浅くなって疲れが取れにくくなります。

枕を置くのは頭を支えて首のカーブを維持するため

枕を置く一番の目的は、体を横にして寝た時にも、この首のカーブを維持して支えるためです。

枕,首

もし枕の高さが高過ぎたら?

高い枕,首

枕が高過ぎると頭を持ち上げられて、アゴを引いたような形になります。

そうすると、寝ている間も常に首が突っ張ったような状態になるので、朝起きた時に首や肩につっぱりを感じるようになります。

それに気道が塞がれるので、イビキをかきやすくなりますし。

結果、寝ている間の呼吸が浅くなるので、スッキリと寝た感覚が得られにくくなります。

じゃあ枕が低すぎる場合は?

低い枕,首

逆に枕が低すぎたり、枕なしで寝ている場合は、カーブを支えるものがなくなってしまうので、頭が落ち込んでしまってアゴが上がったような状態になります。

まあ、このレントゲンは流石にちょっと大げさですけど。

でも首の中には血管や神経、それに肺に酸素を送るための気道なんかがあります。

なのでこんな体勢で寝ている人は、首の血流が悪くなるので、朝起きると首がだるかったりします。

枕が低い場合も気道が塞がれて、睡眠中の呼吸が浅くなるので、疲れが抜けにくいのはさっきと同じです。

低反発枕で寝ている人は要注意!

ちなみに、低反発枕で寝ている人は、頭が落ち込んだ体勢になりやすいです。

低反発枕って柔らかくて、体にフィットして良さそうに思うかもしれませんが、あれって反対に柔らかすぎて頭を置くと沈んでしまうので、ちゃんと頭を支えてくれないんですよね。

それに沈み込んだ時に、枕と自分の重みで首が圧迫されてしまうので、首の血行も悪くなりますし。

うちでは『低反発の枕はあんまりよろしくないですよ~』って言っています。

自分にあった枕を選ぶために抑えておきたい3つのポイント

ということで、あなたに合う枕を選ぶためのポイントについて解説していきます。

  1. 首のカーブを支えるための適度な高さ
  2. 頭を置いても沈まない適度な固さ
  3. 寝返りを打っても頭が落ちない適度な大きさ

です。

①首のカーブを支えるための適度な固さ

さっきも言ったように、枕には首のカーブを支えるための適度な高さが必要です。

これが高すぎたり、低すぎたりすると、首のカーブが崩れた不自然な体勢になってしまいます。

で、解剖学的に一番適切な枕の高さは『6cm前後』だと言われています。

枕,高さ

体格などによっても多少は左右するんですけど、だいたいこれぐらいの高さが、一番適切に首のカーブを支えてくれる高さです。

なので、一度あなたの今使っている枕の高さがどれぐらいか、定規なんかを使ってざっと測ってみるのも良いかもしれませんね。

6cmっていっても、実際に測ってみると意外と低いので、もしあなたの今使っている枕の高さが全然違うようなら、枕の中身を調節したりして、高さを合わせてみてください。

②頭を置いても沈まない適度な固さ

枕は頭を支えて首のカーブを維持するためのものなので、あんまり柔らか過ぎたら頭が沈んでしまって、置いてる意味がありません。

なので、低反発みたいに柔らかすぎる枕は、頭を置くと重みで沈んで高さが変わってしまうので、よろしくないです。

それと中身がスカスカで、頭を乗せると中身が偏って、高さが変わってしまう枕とかも。

うちでオススメしている素材は、『そば殻』みたいなある程度の固さがあるもの。値段も安いし。

そば殻

それをさっき言った、6cmぐらいの高さになるようにして、頭を置いても中身が偏らないように、ある程度しっかり詰めるように言っています。

③寝返りを打っても頭が落ちない適度な大きさ

人間は眠っている間に20~30回ほど、寝返りを打つと言われているので、寝返りを打っても頭が枕から落ちないように、ある程度の大きさが必要になります。

目安は頭3つ分の横幅なので、だいたい60cmぐらいの横幅があればベストです。

寝返り,枕

なので、高さが6cmぐらいで、頭を置いても沈まない硬めのもので、横幅は60cmぐらいの枕。ってことになりますかね。

無理に高級な枕を買う必要はない

上に挙げた枕の選び方で、だいたいの人は大丈夫なはずです。

うちでもクライアントに『どんな枕がいいん?』って聞かれたら、さっき書いたことと全く同じことを言っています。今のところ、それで合わなかったっていう人はいてないです。

無理に何万円も高いお金を出して、オーダー枕とか高級枕を買わんでも、こんな感じで理屈さえ分かっていれば、そんなにお金を掛けなくても、自分に合う枕を見つけられるようになります。

とはいえ、この枕の選び方でも合わない人はいると思います。

それはどんな人かというと、、、

首が歪んでいる人

枕の合わない首

ぶっちゃけ、首が歪んでいる人に合う枕はないです。だって、悪いのは枕じゃなくて、あなたの首やから…

うちのクライアントの場合は、この枕の選び方で全員が大丈夫ですけど、そもそも枕の提案だけじゃなくて、首の歪みの矯正もやってますからね。

首が歪んでいる場合は枕の問題ではない

まあ、うちの場合は骨が歪んでいる人ばっかり来るんですけど。

でも首が歪んでいたら、どんな枕を選んでも無駄です…

どれだけ枕をあれこれ試したところで、そもそも首のカーブが崩れているので。

事実、うちのクライアントでも枕は変えていなくても、首の矯正をしていけば枕をしたときの違和感はなくなりますしね。

こんな場合は、『自分に合った枕を探す』っていう考え方は捨てて、首の矯正をしていけば枕を変えなくても、勝手に首が枕に合うようになります。

たぶんこんな人は、寝るときだけじゃなくて、起きている時も四六時中、首が痛いはずですよ。

まとめ

人間は人生の3分の1の時間を睡眠にあてると言われています。まあ、実際に一日に7〜8時間ぐらい寝るとしたらそんなもんですよね。

なので、自分に合った枕を選ぶのはとても大切なことだと思います。

もしあなたが自分に合う枕を探しているのなら…

  1. 首のカーブを維持してくれる6cmぐらいの高さ
  2. 頭を置いても沈まないある程度しっかりした硬さ
  3. 寝返りを打っても頭が落ちない横幅60cmぐらいの大きさ

っていう枕を探してみてください。

たぶん、Amazonとか楽天でも売っていると思うので。

それでも枕が合えへんっていうんやったら、枕が合わないんじゃなくてあなたの首が歪んでるんやと思います。

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そうすることで根源の問題を突き止めて取り除くことができるので、その場しのぎではなく根本からの改善が可能になります。

さらに症状の原因が明確になることで、「自分の症状はどうすれば治るんだろうか…」という悩みが一気に解消し、自分の体に対する将来の不安もなくなります。

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