よく転んでしまう…何もないところでつまずく3つの理由と解決法

足が上がらなくてつまずく,アイキャッチ

From:原田達矢

何もない所でつまずいて、転びそうになったことはありませんか?

一度くらいなら単に不注意かと思うかもしれませんが、あまり頻繁にけつまずくようだと、どこか悪いのかと心配になるかもしれません。

でも脳の運動機能に問題がなかったら、よくつまずくのは筋力低下や骨格の歪みが原因で、単純に足が上がっていないからです。

具体的な原因も大まかに分けて3つあるので、順番に解説していきます。

理由①:姿勢が悪く、頭が前に出ている

人間は二足歩行なので、頭を体の一番高い所に置いて生活しています。

これには両手を自由に使えたり、目線が高くなるなどのメリットがある反面、重たい頭が一番上にあるので非常にバランスが悪く、四本足の動物と比べると不安定で転けやすい状態です。

それでもバランスを取って支えるために、人間の背骨は横から見るとS字にカーブをしています。

背骨の生理的湾曲,S字カーブ

このカーブがあるので、頭をだいたい体の中心で支えられるようになっていて、なんとかバランスを保つことが出来ています。

しかし、よくつまずく人はこのカーブがなくなっていることが多いです。

背骨のカーブがなくなると、猫背ぎみの姿勢になって頭が前に出て、顔を突き出したような状態になってしまいます。

猫背,レントゲン

こうなると頭を体の中心で支えられなくなって、頭の重心が前方に移動してしまいますから、前傾してつんのめった姿勢になってしまいます。

前傾姿勢になると、歩くときもつんのめったような歩き方になるので、足が上がりにくくすり足で歩くようになります。

そうするとカーペットの出っ張りなど、本当になんでもないような段差でも、けつまずくようになります。

姿勢が悪い子どもはよく転ける

これは主観的なことなので、ほかの子どもと比べるのは難しいですが、よく転ける子どもも背骨のカーブが崩れて、バランスを取りにくくなっていることが多いです。

端的にいうと、背骨のカーブがなくなって姿勢が悪くなるのは、骨が歪んでいるからなのですが、小学生ぐらいの子どもでも普通に骨は歪んでいます。

もしあなたのお子さんが、よく転けて怪我をして帰ってきたり、いつも姿勢が悪くて頭を前に出すような格好をしていたら、一度くわしく調べてあげましょう。

理由②:腰のカーブがなくて、足を引き上げられない

歩くときに太ももを引き上げて、足を前に振り出すのは、おもに腸腰筋ちょうようきんという筋肉の働きです。

こまかい説明は省きますが、腸腰筋は腰椎ようつい(腰の骨)や骨盤から、大腿骨という太ももの骨に付着している筋肉で、足を引き上げるほか、体を屈めたりするときにも働いています。

腰椎,骨盤,腸腰筋

その腸腰筋が付着している腰の骨なのですが、人間の腰を横から見るとお腹の方に向いて、なだらかなカーブがあります。

このカーブがあるおかげで、腸腰筋は適度な緊張を保つことが出来て、足を上げるときに十分な力を発揮できるようになっています。

ところが腰のカーブがなくなってしまうと、腰椎と大腿骨の距離が離れてしまうので、腸腰筋が伸び切ってしまって、足を上げようと思っても十分な力を発揮できなくなってしまいます。

カーブがない腰の腸腰筋

そうすると、頭では足を上げるように指示を出しているのに、腸腰筋が働かないので足を上げられませんから、脳の認識と実際の動作にずれが生じます。

結果的に、頭では足を上げているつもりなのに、実際はたいして足が上がっていないので、何もないところでけつまずくようになります。

理由③:腸腰筋が衰えて、下っ腹が出ている

理由②で、腰のカーブがなくなると、腸腰筋が十分に力を発揮できない、という話をさせてもらいました。

でもなかには、そもそも腸腰筋自体が衰えて筋力が弱くなってしまい、自分で自分の足を持ち上げられなくなっている人もいます。

腸腰筋は場所でいうと、下腹部あたりにありますから、下っ腹がぽっこり出ている人は、腸腰筋が弱い可能性が高いです。

ぽっこりお腹

しかも腸腰筋には、足を上げるだけではなくて、腰のカーブを維持して綺麗な姿勢を保つ役割もあります。

腸腰筋が弱くなると腰のカーブを維持できなくなりますし、腰のカーブが維持できないと、腸腰筋は十分な力を発揮できなくなります。

二重の原因が作用し合うようになるので、腸腰筋が弱い人は足が上がりにくくてけつまずくだけではなく、腰に負担がかかって慢性的に腰痛に悩んでいる人が多いはずです。

腸腰筋だけにかぎらず、腹筋を強化するのは腰痛予防にも有効ですので、お腹が出ている人は軽めの運動から始めてみましょう。

よくつまずく人は歩き方よりも体のバランスを改善しましょう

脳の運動領域に問題がなかったら、よくつまずくのは背骨のカーブがなくなってバランスが崩れるのと、筋力の低下がおもな原因です。

ですから、歩き方を改善するよりも、この二つの問題を先に解消してしまいましょう。

腸腰筋の筋トレ

腸腰筋が衰えた状態だと、そもそも自分で自分の足を上げられませんし、もし腰のカーブを付けたとしても、それを維持することが出来ません。

それほどきつい筋トレをする必要はありませんが、最低限の筋力をつけるために、簡単な運動から始めてみましょう。

おすすめは少し体を起こして自分のおヘソを見ながら、足を上げた状態をキープする運動です。

自宅でも簡単にできるので、足を上げた状態を10秒ほどキープしたら下ろす、をまずは5~10回ぐらいでもいいですから試してみてください(動画は2秒ぐらいで終わりますw)。

また普段からあまり歩かない人は、腸腰筋だけではなく足の筋力も落ちてきますし、脳から足への神経伝達も悪くなります。

神経伝達を回復させる意味でも、一日20~30分ぐらいのウォーキングも、いっしょに取り入れてみるのがよいでしょう。

背骨のS字カーブを戻しましょう

筋力が衰えているだけなら、筋トレで鍛えればいいだけなので、すこし時間はかかりますが解決するのは簡単です。

しんどいとか、継続できないとかは別にして、筋力が回復すれば足が上がるようになりますから、つまずく回数も減っていくでしょう。

でも問題は、背骨が歪んでしまって、頭が前に出て猫背になったり、腰のカーブがなくなっているときです。

背骨のカーブがなくなるのは、骨が歪んでいるからなのですが、骨の歪みは矯正をする以外に元に戻す方法がありません。

それに、骨が歪んでバランスが崩れるから変な歩き方になっているのに、ちょっと運動や体操をしたり、姿勢を意識したところで解決する問題でもありません。

頚椎症治療効果,プレポス

自分で自分の骨の歪みを矯正することは出来ませんから、根本的に治したい人は専門的なところで矯正治療を受けるようにしましょう。

それに背骨のカーブが崩れている人は、慢性的に肩こりや腰痛もひどいでしょうから、どちらにせよ戻しておいた方が良いです。

まとめ

こんな感じで、何もないところでつまずいたりするのは、解剖学や運動学の理論ですべて説明がつきます。

思考停止をしてしまうと問題は解決できませんから、なんでも加齢や注意力低下のようなあやふやな原因で片付けて、あきらめてしまうのだけは止めましょう。

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そうすることで根源の問題を突き止めて取り除くことができるので、その場しのぎではなく根本からの改善が可能になります。

さらに症状の原因が明確になることで、「自分の症状はどうすれば治るんだろうか…」という悩みが一気に解消し、自分の体に対する将来の不安もなくなります。

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